古来より高麗人参は「不老長寿の薬」として重宝され、日本は中国や朝鮮半島から輸入していました。
それからは、人の手で栽培されたものも流通していますが、昔は高価なものすぎて
一般市民には手が出ないものだったそうです。
しかし、病気の予防にとてもいいとされていましたので、
なんとか自国で栽培して、一般市民の手にも渡らないかと尽力した結果、
徳川吉宗の時代で日本での
栽培に成功することができたのです。
もちろんそのころは、まだとても高価なものでしたが、現代にいたるまでに次第に
価格は下がり、今の価格で私たちの手元にも十分届くようになりました。
高麗人参の栽培はとても難しく、日本でもどこでも作れるわけではありません。
高麗人参を育てる土壌の条件がありますので、それをクリアしていないと育たないわけです。
栽培が難しい上に、高麗人参では最高ランクとなる6年根を作るには、文字通り、
6年間土の中で育つので、長い年月がかかります。
そして、高麗人参を刈り取った土壌は、その後10年間は、草木も生えないと言われるほど栄養分は残っていませんので、土地もその後10年ほど無駄にしてしまいます。
そして、ここまでして育てられた高麗人参は、それはそれは、とてもすごい栄養素を蓄えて土の中から出てきます。
それゆえ高麗人参はとても高価で、希少価値があります。
それでも現在は栽培が盛んに行われ、加工の技術もあがったので手に入れやすくなりました。
せっかく私たちが手に入れられる時代にいるのに、すぐに手に入るからと見過ごして
いるのがもったいなくも感じます。
その時間に、いったいどれだけ体が健康になっていたかと思うと損した気分にも
なります。
健康な体があってこそ、いろいろしたいことができるので、高麗人参の価値を見過ごしてしまうのはもったいない限りですね。
高麗人参比較サイトでは、高麗人参の意外な効能や、美容効果について解説しています。どうぞ、ご覧ください。